「九州フォーラム」が開催されました

福岡天神に於いて、11月18日(金)～19日(土)に「九州フォーラム」が開催されました。
全体テーマは「新時代の九州創生」です。
本年は、これまでの九州フォーラム世話人と有志で立ち上げた実行委員会で今回の開催が決定されました。この実行委員会と事務局に、取締役の長田をはじめFBIメンバーも参加させていただきました。

「九州フォーラム」とは

「九州フォーラム」とは、九州・沖縄地域の各界の有識者が集まり、九州・沖縄あるいは日本が現在/将来にわたって直面する課題について、自由な意見交流を行う場です。

事例発表や基調講演を受けて、分科会形式で討議を進めますが、とくに結論を出すことを目的とせず、様々な考え方の交流から、新しい知的発見と触発、並びに人の輪が生まれる場として運営されます。

新しい九州フォーラム開催の背景

九州フォーラムはこれまで40年の長きにわたり、日本IBM株式会社様の社会貢献事業として九州・沖縄各地で開催されました。
この会議は九州・沖縄地域に特化した多様な有識者による真剣な議論ができる場として、他に類を見ない特徴のあるものです。
しかし残念ながら昨年のオンライン開催をもって終了の運びとなりました。
それでも、当会議を通じてつながった人的ネットワークや”ONE KYUSHU”を意識したテーマ設定など、これまで脈々と続いた議論を止めてしまうにはあまりにも惜しく、継続し、より具体的な議論をすべきではないかとの声が上がりました。
そこで、有志メンバーで新たに実行委員会を立ち上げ、「新しい九州フォーラム」として再スタートしようということになり、参加者の理解も得て、今回新しい九州フォーラムの開催が実現しました。
僭越ながら、今回の九州フォーラム実行委員会と事務局にFBIメンバーも参加し、ご協力させていただきました。

当日の様子を一部ご紹介します

1日目

はじめに、「九州の今と未来」をテーマに、エネルギー、食＆事業承継、林業、観光、ソーシャル、自治体・DXの6つの事例発表が行われました。
その後、3つの分科会に分かれての討議が始まりました。
弊社代表の武藤も、分科会に参加させていただきました。
真剣に九州・沖縄の未来を考える、熱い志を持った皆様の討議に参加することができて誇りに思います。

2日目

2日にわたる分科会での討議終了後、それぞれの分科会の報告と総括、全体ディスカッションが実施されました。短い時間でしたが分科会での議論内容が共有され、今後の九州・沖縄を見据えた活発な意見交換がなされました。

参加者からは開催の継続を望む声が圧倒的で、あらためてこの会議の価値が明確になりました。次回に向けてよりよい会議となるよう、実行委員と事務局にて協議していく予定です。