最終更新日: 2024.02.27
基幹システム内のデータを活用したアラート通知
【執筆者プロフィール】
はじめまして!福岡情報ビジネスセンターの眞清水です。エンジニアから転身し、現在はWebマーケティングの世界でMAの運用責任者として活躍しています。システム開発の経験を活かし、情報を提供しながら皆様のお役に立ちたいと思っています。最新のトレンドや効果的な戦略についてお届けし、成功への一歩を共に踏み出しましょう。ブログをお楽しみに!
今回は「基幹システム内のデータを活用したアラート通知」について執筆してみました。ぜひご覧ください!
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基幹システム内のデータを活用したアラート通知
アラート通知は、ビジネスや組織内の重要なイベントや異常な状況を即座に通知する仕組みです。以下に、その仕組みを説明します。
①アラート通知のトリガー設定
業務システムは、特定の条件やイベントが発生した場合にアラートを生成するように設定します。例えば、在庫が一定数以下になった場合や、注文がキャンセルされた場合などです。
②通知手段の選択
アラート通知は、複数の手段で行うことができます。一般的な手段には、メール、SMS、ポップアップメッセージ、チャットボットなどがあります。ローコストで始める場合、メール通知や無料のメッセージングアプリを利用することが多いです。
③通知先の設定
アラート通知を受け取るべき人や部署を設定します。具体的な役割や責任に基づいて、通知の受け手を指定します。例えば、在庫管理に関するアラートは、倉庫担当者や購買部門に送られるようにします。
④緊急度と重要度の設定
アラートには、緊急度・重要度や通知頻度を設定します。これにより、受け手がアクションを起こすべき優先順位を判断できます。緊急度が高いアラートは、迅速な対応を要する問題を示しています。
⑤メンテナンス
アラート通知は、アラートの効果を定期的に評価し、必要な修正や改善を行うと良いです。
アラート通知には、オープンソースのツールやクラウドベースのサービスなどが利用できます。これらを活用することで、独自のアラート通知システムを低コストで導入し、業務の効率性や問題解決の迅速化に役立てることができます。
奉行クラウドのデータをチャットツールに通知!
本章では、クラウドサービスで独自のアラート通知システムが導入可能な奉行クラウド(オービックビジネスコンサルタント社)のデータを普段お使いのチャットツールにアラート通知する製品、旗振~hata free~をご紹介します。
旗振〜hata free〜は、オービックビジネスコンサルタント社が提供する拡張システムであり、奉行クラウドと連携して経営・販促・総務・人事などの情報を効果的に通知する製品です。
1.自動通知機能
旗振〜hata free〜は、設定した条件に基づいて自動的に情報を通知することができます。例えば、売上目標の達成状況や人事評価の結果など、特定のイベントや指標に関連する情報をリアルタイムで通知することが可能です。
2.複数の通知手段
旗振〜hata free〜では、通知手段としてメールやチャットツールなどを選択することができます。企業内で利用されているコミュニケーションツールに連携することで、情報を効率的に共有できます。
3.カスタマイズ可能な通知設定
旗振〜hata free〜では、通知の頻度やタイミング、通知先の設定を柔軟にカスタマイズすることができます。各ユーザーの役割や責任に応じて、適切な情報を適切なタイミングで受け取ることができます。
4.ビジュアルな表示
通知される情報は、わかりやすいグラフやダッシュボードとして表示されます。重要な指標やトレンドを一目で把握することができるため、迅速な意思決定や課題の発見が可能です。
旗振〜hata free〜は、業務システムをアラート通知することに特化しており奉行クラウドを活用して業務効率化や情報共有を促進するためのツールです。自動通知機能と柔軟な設定オプションにより、経営陣や担当者は重要な情報に迅速かつ正確にアクセスできるため、意思決定や業務改善に役立ちます。また、異なる部署間での情報共有やコミュニケーションを円滑に行うことができます。