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「九州フォーラム」を開催しました

こんにちは! 株式会社福岡情報ビジネスセンターの長田です。

【執筆者プロフィール】
[取締役 人財開発・社会貢献担当]
1986年にIBM入社後、SE、PM、ITアーキテクトを歴任し、SE部長としてエンジニアの人事・労務管理を経験したあと、九州・沖縄地域の地区部長としてIBMユーザー研究会、地域有識者会議「九州フォーラム」事務局長、地域外部団体渉外としての業務を歴任しました。また新たなIBMユーザー・コミュニティー(IBM Community Japan)の立ち上げにも関わりました。約35年のIBM勤務を経て、2021年より株式会社福岡情報ビジネスセンターにおいて人財開発・社会貢献を担当する取締役に就任しました。

<前回の記事>
人事評価施策への取り組み⑧~KPIと行動目標の改善~

「九州フォーラム」とは

今回は、いつもの人事評価についてではなく、社会貢献活動のひとつである「九州フォーラム」サポートのご報告です。もともとこのフォーラムは、日本アイ・ビー・エム様が事務局として、地域の将来をその地域の有識者の方々で真剣に議論をしていただくことを目的として、1982年第1回の唐津会議を皮切りに、毎年九州・沖縄各県持ち回りで毎年運営されてきました。

基本的なルールとして、毎年テーマを決めて泊まり込みで本格的かつ自由に議論をし、結論を出すというのではなく、議論の過程や気づきを各自がそれぞれ持ち帰るという、議論内容を外部に公表しないクローズドな会議です。経済界だけでなく学界、官界、文化、マスコミなどさまざまなセクターの有識者の方々で構成されますが、役職ではなくお互いを「さん」付けで呼び合うなどフラットな立場で議論をしていただきます。

2019年の熊本会議まで38回(年)の歴史を重ね、メンバーの一部は入れ替わりながら参加者同士のネットワークは年々強固になっていきます。

弊社社長の武藤は第26回八重山会議から第37回長崎会議までメンバーとして参加しており、わたくしもIBM在籍時代に事務局長として第29回佐世保会議より、10年以上に亘り関わらせていただいておりました。

フォーラム継続の意義

しかし、残念ながら日本アイ・ビー・エム様による運営は2021年のオンラインイベントを以って終了となりました。(リアル開催はコロナ禍のため2019年の第38回熊本会議にて終了)

40年の歴史あるこのフォーラムの意義は参加者のみなさまから高く評価されており特に類似の会議体が他に存在しないこともあって、わたくしがIBMから弊社に転職してからキーとなるメンバーとの継続した会話から、なんとか自主開催ができないかと検討を重ねていきました。

費用、会場、事務局運営などの課題を乗り越え、昨年(2022年)これまでの同窓会的位置づけで熊本会議出席者の方々を中心にお声がけしたところ、30数名の参加を得て開催にこぎつけることができあらためて当フォーラムの意義を確認することができました。(「九州フォーラム」名称の継続にあたっては、日本アイ・ビー・エム様に確認し承認をいただいています)

今年のテーマは「未来の九州を自分たちでつくる、そして九州から日本を変えていく」

今年はこれまでの世話人会と実行委員会(+事務局)でフォーラムの存在意義から方向性に至るまで幾度となく議論を重ね、新しく生まれ変わる九州フォーラムとして「未来の九州を自分たちでつくる、そして九州から日本を変えていく」をメインテーマとして企画し昨年同様の参加者数を得て開催にこぎつけました。

開催に至るまで実行委員会の十数回にも及ぶ打合せや初めて参加いただくメンバー候補の方に直接お会いするなど、事務局として活発な議論となるよう分科会の構成を進めてきました。

さらに、弊社社長をはじめ管理部やデジタル・マーケティング部のメンバーの力も借りて先月無事に開催することができました。

議論内容は非公開ながら、各分科会議論の内容は将来の九州沖縄に向けた具体性のあるものが多く、参加者のそれぞれの今後の活動と、次回参集したときの活動報告を共有できることが楽しみです。

今回実行委員会メンバーも交代し、新しい発想でのプログラムが企画されていくことも期待していますし、また、弊社の若手メンバーにも会議の運営に関わってもらい会社としての地域社会貢献活動の意義を実感してもらいたいと考えています。

すでに次回に向けての準備を開始したところです。また来年実施報告ができるよう準備を重ねていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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