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パリ15区での挑戦 | 日本料理店のデジタルマーケティング

パリ15区は、東京の杉並区や中野区に似たエリアで、セーヌ川沿いに70年代から80年代に建てられた高層ビルが立ち並んでいます。伝統的なパリの雰囲気を保ちながら、地元の人々の生活が感じられる場所として知られています。

2023年1月、この地区で日本料理店を開店するクライアント様の顧客獲得に向けたデジタルマーケティング支援を行いました。主な顧客層としてはパリ在住の美食家は勿論、パリを訪れる観光客も顧客として想定され、顧客層に向けた効果的なデジタルマーケティングが必要でした。

プロジェクトの概要 | ホームページの開設とInstagram活用

日本からパリへ拠点を移し、最大の課題は集客でした。現地で開店してからマーケティング対策を考えるのでは遅く、現地のコミュニティや美食家に対して事前に情報を発信しておかなければ、いざ店舗をオープンしてもインパクトがなく、話題にならないまま集客に苦戦する可能性がありました。そこで、認知度拡大と集客、予約までの導線を目的としたHPの作成、そしてInstagramを活用した情報発信を行いました。

施策 | GDPR準拠の多言語ホームページとインフルエンサー連携

ホームページ作成とマーケティング活動にあたり、以下をポイントに実施しました。

多言語対応

ホームページはフランス語、英語、日本語の3ヶ国語に対応し、フランス語は現地の方、英語はパリを訪れる観光客、日本語は日本人顧客を想定し対応

サーバー構築

ホームページのサーバーはフランスリージョンに構築し、パリ現地でのサイト表示速度を重視し構築

洗練されたデザイン

ホームページでは、外観や内観、メニューだけではなく、日本文化や提供するサービスの世界観など、共感を意識した内容とデザインを実装

GDPRへの準拠

EU各国に適用されるEU一般データ保護規則(GDPR)に準拠したプライバシーポリシーの策定や運用を整備

現地メディア、Instagramとインフルエンサー

現地メディアやインフルエンサーとのコラボレーションを行い、実際に来店いただき、その体験を美しい写真や動画を通じて発信し新規顧客を集客

実際の効果 | 90%がInstagramを見て来店

現地メディアへの掲載によるブランディング、権威付けをベースとして、定期的にInstagramでの情報発信を自社、インフルエンサーと共に行うことで90%がInstagramを見て来店。特にフォロワー数の多いインフルエンサーの情報拡散により、認知度も大幅に向上しました。毎月多言語でメニュー情報を発信し、食事だけではなく、空間や和を体験できる世界観をHPで発信し、予約が多く入るようになりました。

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